[2012年][9月]
軍艦島に行ってきました。
軍艦島、正式名称は端島といいます。
炭坑の島であり最盛期には日本一の人工密度を誇っていたそうですが、
今では無人島。
人工物が波風にあたって、
どんどん風化している、そんな廃墟の島です。
[こんな島です]
軍艦島には現在二つの会社がツアーを行っているようです。
今回、私はやまさ海運を利用しました。
軍艦島コンセルジュはクレジットカードの支払いができるのですが、
悪天候で欠航の際は代替えプラン+10%の返金になるとのことで、
あまり良しと思えず、やまさ海運にしました。
やまさ海運は欠航時は返金してくださるそうです。
結局、晴天に恵まれ上陸まででき大変運がよかったです。
前日に船に乗られた方は台風の影響で欠航していたそうです。
船は出ても接岸できずに上陸できないことも多々あるそうです。
こればかりは運でしょうか。。。
[長崎港にて]
おおよそ3時間近いツアーということで昼過ぎの13時に出航。
予約がなくても空きがあれば当日でも参加できるようです。
誓約書は私は書いてから行きましたが、当日受付でも書けるようです。
かかとのない靴は禁止とのことでしたが、
船にかかとのない靴の人に貸し出す用のクロックス?は置いてありました。
出発してそうそうにイージス艦のこんごう(DDG-173)が停泊しており、
仲間達と一緒に喜びます。
これも非常に運がよかったと思います。
[良い写真がなかったのでwikipediaより転載]
途中に造船所が見れるのでその説明のアナウンスがありました。
有名な三菱重工業長崎造船所です。
戦艦 武蔵 が作られた場所といえばわかる方もいらっしゃるのではないかと。
クレーンなんかも見れました。
150トンクレーンとか。150トンってすごいですよね。
それだけで、造船所ってすごい。
船はドンドン進んで女神大橋をくぐって、
[やまさ海運株式会社のパンフレットより]
ドンドン進むと、
[軍艦島が見えてくる]
軍艦島が見えてきました。
心配していた酔いも特になく無事に到着。
[船着き場から中に入ってきます]
入るとそこは別世界でした。
[正面に見えるのは端島小中学校]
家庭科室にはまだミシンがおいてあったりするそうです。
[やまさ海運株式会社のパンフレットより]
見学のルートは赤いラインのみ。
それ以外は危険だそうです。
映画館とかもあるそうですが、立ち入りはできないそうです。
ここでの行動は全てガイドの方が説明してくださったことを、
覚え書きしています。
[3号棟幹部職員の方のマンション]
この建物は三菱の幹部の方が住んでいたそうです。
見晴らしがいいですね。この建物だけお風呂がついていたそうです。
他の方はというと共通のお風呂があったそうです。
[総合事務所跡]
[30号、31号棟]
30号棟は日本初の鉄筋コンクリートマンションだそうです。
作られたのは大正5年(1926年)。もうあと少しで100年ですね。
建物の上に杭が出ています。
まだ高くするつもりだったそうです。
[散策路]
ツアーなので舗装された道を歩きます。
上の画像をよく見るとフェンスが倒れてるのがわかるかもしれません。
先日台風が日本をかすったせいで、倒れたそうです。
海の上の小さな島ですので、波とかすごそうです。
一通りのガイドが終わりまた船に乗り込みます。
[軍艦島の由来、戦艦土佐に見える地点]
そのまままっすぐに帰港するのでなく、
まずは軍艦島を一周。
[中ノ島]
軍艦島には墓地がなく不思議でしたが、
軍艦島の隣にあるこの中ノ島で行なっていたそうです。
[証明書]
帰航すると証明書頂きました。
非常に満足の行くツアーでした。
軍艦島コンセルジュもほとんど同じなのではないでしょうか。
軍艦島については下の動画を見ていただくとよくわかると思います。
単なる廃墟の島ではありません。
ガイドの方もおっしゃっていましたが、
つい最近まで、そこで生活していた人々がいたことを覚えておいてほしいと。
無人島になったのは1974年(昭和49年)。まだ50年も経っていないのです。
今回お世話になったやまさ海運のホームページはコチラ。
歴史についてはwikipediaが大変詳しいです。
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