【2016年10月】
羽田クロノゲート見学コースに参加してきた。
新宿からだと少し距離があるが、中々良いところだと思います。
二ヶ月前に予約をしていざ当日
穴守稲荷までやってきました
歩いて5分ほどで到着
なかなか良い雰囲気
中に入ると模型があったり
受付で必要なパスをもらう
特別な証明書とかはいらなくて、名前を言えばOKだった。
受付番号とかはもしものときにつかうのかと。
受付のある空間は博物館的な場所になってて、
巨大な猫もいた。
鼻を触ると、鳴き声が聞こえる。
見学中は写真撮影はできないが、非常に濃い時間を過ごすことができる。
見学コースはこんな感じ。
最後に展示ホールでもらえるお土産はランダムに三種類。
一人ずつなんだけど、クリアファイルが欲しかった。残念。
Yummy
穴守稲荷駅からすぐのところに巨大なクロノゲートがありました。近未来的なかっこいい建設物なのでスグにわかります。
ここは各地の営業所から集荷された宅配物が一斉に集まり、配送先に振り分ける大きなターミナルゲートのような場所とのことで、ベルトコンベアに乗った宅配物がすごい速さで仕分けされていくのを見学することができました。全自動化で仕分けされていく様子は近未来映画のようでとてもかっこよかったです。さらに、付加価値として羽田クロノゲートでは家電の修理、医療機器の洗浄など各工場や施設で行う作業をクロノゲート内で実施することで、配送時間の短縮になるサービスもあるということを初めて知り驚きました。
日本だけでなくアジアにも生鮮食品が翌日には届くシステムがあると思うと食のボーダレスが進んでいることにも関心しました。個人流通のグローバル化にも期待大です。
見学コースは、大人だけでなく子供も楽しめる映像やゲームもありました。歩く時間は長いですが、バリアフリーなのでベビーカーや車椅子でも参加しやすいと思いました。
Tammy
クロノゲートとは、ギリシャ神話にでてくる時の神様クロノスと、日本とアジアを結ぶゲートをあわせて命名したそう。人によってはクロネコヤマトのクロからきてると思う方もいるそうで。クロノゲートは当然ながらこれまでやっていた宅急便はもちろんのこと、宅急便に付加価値を加えるバリューネットワーキング構想の実践の場所でもあるそう。
工場見学でみることができる24時間365日とまらないベルトコンベアを眺めていると、大変なことだなと思う。ベルトコンベアの中でもクロスベルトソーターなるものはものすごい勢いで動いていた。このソーターには1336枚の板(通称セル)がつながってできていて、その板一個、一個に宅急便がのっかるとのこと。大きい荷物や小さい荷物は別の扱いになるみたいだが。すごい勢いでヨドバシエクスプレスの箱が仕分けされてた。たまにサイズの問題かセルとセルの間に入ってしまう荷物があって、それは後で、対応するらしい。しっかりとセルの上に乗っているのは、適切な行き先へと分岐するようになっていて、(セルが移動するのでなく、セルの床が動くので)荷物を適切なシューターに入れていくとのこと。確か一時間で四万八千個ぐらいの荷物を動かせるとか言ってて、従来型の二倍とか。でも、従来型もすごいんでしょうね。
また、ロボットアームもはじめて採用したと言っていたが、それ以上に、飛行機のコンテナ用のボールデッキが面白かった。映像でしか見れなかったが、床の上にローラがついてて、飛行機の重たいコンテナを人の手でも簡単に押すことができる仕様になっている。
付加価値として、壊れた家電の修理や医療用機器の洗浄などをクロノゲートですることで、時短をしている。パートーナーの会社の作業を一部、ヤマトのグループ会社が受け持つ形のようだ。個人的には包装技術研究所が中にあるそうで、興味深かった。
システムの中にFRAPS(Free Rack Auto Pick System)があり、それは最後のお土産コーナーで体験できる。
こうした大規模なゲートはクロノゲートを皮切りに色々なところで作られる模様。愛知県には中部ゲートウェイ、大阪には関西ゲートウェイといった形。こうしたものができれば、三大都市圏の宅急便は、当日配送もできるそう。関東圏はクロノゲートと厚木ゲートウェイがあるそう。個人的にはヤマトの今後の強みとしては国際的なコールドチェーン(いわゆるクール宅急便)にあると思うので、こうしたゲートウェイができることで、よりよくなっていくと思った。あとは、あれですね。沖縄のサザンゲート(国際物流ハブ)も詳しくみてみたいとおもう今日このごろ。
ちなみにこのクロノゲート、トラックは最大同時に104台までいけるそう。すごい。
帰りは蒲田で羽つき餃子かとんかつかと思ったが新宿に帰ってしまいました。
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